【八坂神社】美しくなりたい女性が集まる祇園の人気観光スポット

京都

八坂神社のみどころ

八坂神社のみどころはあざやかな朱が映える建造物と美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。八坂神社の建造物の朱色はとてもビビッドなカラーで青空によく映えます。着物との相性もよく、京都の記念撮影スポットにおすすめです。

日本人の神前結婚式場や外国人のウエディングフォトのロケーションスポットとしてよく利用されています。美御前社は美貌の神様として有名で、社務所に売られてる美守りやしあわせ守りが八坂神社のお土産として人気が高いです。

 

八坂神社

八坂神社は京都屈指の人気観光スポットで、着物を着た観光客の撮影スポットとして人気があります。四条通りの突きあたりに見える、あざやかな朱い山門は祇園のシンボルです。ご祭神に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀り、全国の総本社とされ、祇園が花街として栄えた由縁とされる「八坂神社」は全国にある八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る約2,300の神社の総本社です。古くは祇園感神(かんじん)院、祇園社と呼ばれていたこともあり、花街として知られる祇園の名も、その門前街として栄えたことに由来します。

八坂神社のご利益は、美しさや縁結び・安産などが有名で、女性に人気があります。境内の美御前社(うつくしごぜんしゃ)にある美容水は、八坂神社の湧き水で肌に2、3滴つけると美肌効果があるといわれています。

八坂神社のはじまり

八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高句麗から来た渡来人「伊利之(いりし)」が創建されたと日本書紀に記されていますが、根拠が乏しく、876年(貞観18年)に南都の僧・円如が祇園社という寺院を建立したこと創始とする見方が強いとされています。

869年(貞観11年)には現在の祇園祭の発祥とされる御霊会が神泉苑で執り行われ、970年(元禄7年)に八坂神社の祭礼として毎年行われるようになりました。当時の祇園社は興福寺の末寺でしたが、比叡山の末寺を経て独立しました。平安時代には鴨川の西側全域を境内として、朝廷権力からの不入権を承認され、紀氏一族が世襲で管理・運営を任されます。世襲制は明治維新の世襲廃止まで続き、その後八坂神社と名称を改め、現在に至ります。

八坂神社と龍穴

八坂神社には本殿の下に龍が住む大きな池があるという伝説があります。比叡山からの氣が集まる龍穴といわれ、運気上昇のパワースポットです。境内の大宮神社に併設されている力水はこの龍穴の湧き水で、お清めの水として汲むことができます。社務所に飲料用も販売されており、パワーをもらえると評判です。

八坂神社の境内

八坂神社の境内は南楼門をくぐり進んでいくと、メインの本殿と舞殿があります。境内にはいくつかの摂社があり、美御前社(うつくしごぜんしゃ)は美の神様として有名なスポットです。八坂神社の北側は円山公園に隣接しており、サクラをはじめとした季節の花々が咲きます。八坂神社から円山公園を抜けて、東山を散策するのも祇園めぐりの楽しみのひとつです。

本殿

出典:https://www.instagram.com/p/CB-DK6RgHUf/

本殿は1654年(承応3年)建立され、2020年に国宝指定をされました。一般的に本殿と拝殿は別棟として建築されますが、八坂神社はひとつとなっており、珍しい神社建築です。2つの建造物をひとつの入母屋屋根で覆ている方式は祇園式と呼ばれています。

美御前社

美御前社は八坂神社の境内で女性に人気のあるパワースポットとして知られています。宗像三神とよばれる三人に女神(多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)・多岐津比売命(たぎつひめのみこと)・市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)を祀り、美貌にご利益があります。三神のなかでとりわけ美人といわれるのが市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)で、弁財天や吉祥天を習合した神とされています。美貌はもちろん、財福や芸能にも信仰が篤く、祇園らしいご利益のある神社です。

美容水

美容水は美御前社(うつくしごぜんしゃ)の前に湧き出ている神水で、肌の健康だけでなく心身を清める聖水として、休日には美容水を求め行列ができるほどです。肌に2、3滴つけると美容効果があるとされています。

八坂神社の催し

八坂神社の催しといえば、京都がもっとも盛り上がる祇園祭です。山鉾巡行や宵山の期間中である7月は八坂神社をはじめ、京都の市中が活気に溢れます。初詣や節分などの季節の催しの際にも多くの参拝者が訪れることで知られています。

祇園祭

祇園祭は日本三大祭のひとつに数えられ、日本屈指の有名なお祭りです。山鉾巡行の前日にあたる宵山では全国から40万人が集まり、毎年まつりの人気の高さをうかがえます。期間中は本殿で行われる神幸祭や神輿の還幸のほか、舞殿での岩見神楽や芸能奉納行事など、さまざまな催しが行われます。

祇園祭の起源は、869年(貞観11年)の御霊会とされ、当時各地で流行していた疫病退散のための祭祀でした。907年頃から祇園社を中心として行われる祭祀となり、以降経済的な町人たちの力によって祭りの形が変化していきました。現在は各山鉾の巡行が有名で、京都の夏の風物詩となっています。京都風情の華やかなお祭りは、ほかでは見られない祇園らしいお祭りです。

 

八坂神社の御朱印

八坂神社の情報

神社名 八坂神社(やさかじんじゃ)
住所 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
電話番号 075-561-6155
拝観時間 なし
拝観料 なし
公式サイト 八坂神社公式サイト
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