【東大寺 二月堂】ド迫力のお松明!1260年以上続くお水取りは圧巻

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東大寺二月堂のみどころ

東大寺二月堂のみどころは、毎年3月1日~14日に行われる修二会です。二月堂で行われる修二会のために、大きなスギに火をくべた松明(たいまつ)を、練行衆が二月堂に運び、炎が燃え盛るなか、二月堂の舞台を駆け抜けます。パチパチと音を立てながら、大きな炎が目の前を通るさまは圧巻です。

12日未明にはお水取りが行われます。厳粛な雰囲気のもと行われるお水取りは神秘的で、東大寺二月堂の重要な儀式であることがうかがえます。

一般の時期のみどころは、東大寺二月堂からの眺望です。奈良盆地が一望できる二月堂からの景色は、悠久の地・奈良の伝統を感じさせられます。冬の時期の夕暮れには、赤から青に染まるマジックアワーが期待できます。

奈良観光のクライマックスにふさわしい、美しい情景がみどころです。

東大寺二月堂

東大寺二月堂は、8世紀(奈良時代)に創建された仏堂で「お水取り」を執り行う建物として知られています。お水取りとは、奈良時代から行われている「修二会」という伝統儀式のことで、毎年3月1日~14日にかけて行われています。

二月堂は、修二会が旧暦の2月に実施されることから「二月堂」と名づけられたとされています。二月堂は24時間無料開放されており、夜になると、奈良盆地の夜景きれいに見える穴場スポットになります。朝露が清々しい早朝の眺めもおすすめです。

東大寺二月堂のはじまり

東大寺二月堂は、大仏開眼前の東大寺の前身寺院が存在していたところに建てられたとされ、東大寺の仏堂としては、8世紀(奈良時代)に創建しました。現在の建物は1667年に再建され、国宝に指定されています。正面7間、奥行10間の大きな建築で、前方に礼堂と舞台、後方に内陣と外陣があります。

東大寺は、*二度の戦火によって、多くの建物を失い、再建されていることが有名ですが、二月堂はこの戦火を免れました。しかしながら、1667年に火災により、建物が焼失し、現在の建物に建て替えられました。」*平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)

本尊・十一面観音菩薩

東大寺二月堂のご本尊は「十一面観音菩薩」です。二月堂の「十一面観音菩薩」は、大観音(おおがんのん)と小観音(こがんのん)の大小二躰といわれていますが、絶対秘仏とされ、誰もみたことがない本尊なので、正しいことは不明です。

東大寺二月堂の本尊・十一面観音菩薩像は、東京・浅草の浅草寺(聖観音像)、長野・善光寺(阿弥陀如来像)とならび、日本三大秘仏とも呼ばれています。

東大寺二月堂からの眺め

出典:写真AC

東大寺二月堂のみどころは、舞台からの眺望です。奈良盆地が一望でき、奈良のちょどいいコンパクト感と空気に、ココロが癒されます。二月堂は、24時間開放されており、夜間は舞台の行燈に光が灯ります。

出典:写真AC

おすすめの時間帯は、早朝・夕暮れ・夜間です。早朝は人が少なく、空気が澄んでいるので、とても気持ちがよいです。やさしい太陽は、眠っているカラダを起こしてくれます。東大寺二月堂の参道は、若草山や春日大社の参道に近いので、早朝さんぽで周辺をめぐるのもおすすめです。

夕暮れは、奈良盆地に日が沈む光景がうつくしく、息をのむほどです。夜間は、思った以上に暗いので、少し怖いですが、キラキラとした夜景が楽しめます。

東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)

東大寺二月堂の修二会は、752年(天平勝宝4年)に、実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって始められ、以来一度も途絶えることなく続けられ、2011年には1260回を迎えました。

修二会とは、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる精進潔斎した行者がみずからの過去の罪障を懺悔し、その功徳により「興隆仏法(こうりゅうぶっぽう)、天下泰安(てんかたいあん)、万民豊楽(ばんみんほうらく)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈る法要行事のことを言います。

元来より旧暦の2月1日から14日間行われています。現在の暦では3月1日からとなり、毎日10本のお松明が二月堂に運ばれる情景は圧巻です。12日は修二会の本行で、お松明が11本くべられ、観覧客がもっとも多く集まります。

お水取り(おみずとり)

お水取りは、3月12日深夜(13日の午前1時頃)に若狭井(わかさい)という井戸から観音様にお供えする「お香水(こうずい)」を汲み上げる儀式です。

お水取りは、午前1時過ぎに練行衆が、篝火(かがりび)と奏楽のなか、石段を下り、閼伽井屋(あかいや)の中にある井戸から水を汲み上げて、二月堂に運びます。これを3往復するのが習わしで、厳かに儀式が執り行われます。

お水取りの由来は、その昔若狭の国の神様・遠敷明神が魚採りをしていて、二月堂への参集に遅れたことがあり、そのお詫びに若狭の清水を湧き出させ、観音菩薩に奉ったことがはじまりとされています。

お松明(おたいまつ)

修二会では、夜毎の大きな松明(たいまつ)に火を灯します。この火の粉をかぶると、健康で幸せに暮らせるという言い伝えがあることから、この時期には、多くの人は二月堂を訪れます。

お松明は、修二会の期間中である3月1日~3月14日まで毎日行われ、一般観光客も見学可能です。お水取りの本行である3月12日を除く日は、毎日10本の大きなスギに火が灯され、火の粉が舞うお松明が二月堂の舞台を駆け抜けます。12日は11本のお松明が用意され、現学者がもっとも多く集まります。

お松明がダイナミックに燃えさかる情景は圧巻で、見学者からは感嘆の声が漏れます。

大迫力のお松明と荘厳なお水取り

東大寺二月堂は、3月に執り行われるお水取りの時期がいちばんのおすすめです。1260年以上欠かすことなく続られている日本の伝統儀式を身近に見学できる貴重な機会です。12日未明に行われるお水取りも、距離をとっての見学が可能です。奈良の3月はまだまだ寒い季節ですが、待つ甲斐があります。

東大寺二月堂は、東大寺境内のなかでも、のんびりリラックスできます。広い境内を見学したあとに休憩をしながら、ぼーっと景色を眺めるのにちょうどよいです。東大寺二月堂の舞台から、奈良盆地を眺めると、いつも「やっぱり奈良が好き」と再確認します

東大二月堂の御朱印

東大寺二月堂の情報

寺院名 東大寺二月堂(とうだいじにがつどう)
住所 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406-1 二月堂
電話番号 0742-22-3386
拝観時間 24時間開放
拝観料 なし
公式サイト 華厳宗大本山東大寺公式サイト
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