【櫻本坊】天武天皇ゆかりの夢見桜と遅咲きのサクラ

お寺と神社


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櫻本坊のみどころ

出典:https://www.instagram.com/p/CE0lnx_j2lP/

櫻本坊のみどころは境内のサクラと修行体験です。境内のサクラは、天武天皇にゆかりがある夢見桜や遅咲きの八重桜・しだれ桜の見頃がおすすめです。サクラが散る頃の早朝は桜の絨毯のうつくしさに心が奪われます。

櫻本坊は1300年以上修験道の道場とされてきました。修験道の信徒だけでなく、一般観光客の修行体験も行っているので、修験道に触れる機会として参加してみてはいかがでしょうか?夏の吉野杉の景色もうつくしく、市街地に比べ涼しいのでおすすめです。

櫻本坊

櫻本坊は金峯山修験本宗の別格本山で、大峯山寺の御持院のひとつです。山岳修行を行う道場で、毎年7月に行われる大峰奥駈修行(おおみねおくがけしゅぎょう)をはじめ、瀧行や勤行、瞑想などの修行が行われています。

毎年4月8日の(お釈迦様の誕生日)には花まつりが開かれ、大護摩法要と甘茶法要が執り行われます。この時期には重要文化財である釈迦如来像の特別ご開帳と吉野山のサクラの見頃が重なるので、櫻本坊の拝観時期として1番おすすめです。

櫻本坊のはじまり

櫻本坊のはじまりは正式な時期は不明ですが、奈良時代(天智10年)に大海人皇子(のちの天武天皇)が吉野にて修行していました。

大海人皇子が壬申の乱に勝利し、天武天皇となる前に「極寒の冬の夜に満開のサクラの夢」を見ました。役行者の高僧・角乗(かくじょう)に夢診断を命じたところ「桜は日本の花の王であり、夢は天皇になるよい知らせでしょう」と答え、翌年天武天皇が皇位についたとされています。

天武天皇は夢に現れたサクラを求め、サクラのある場所に道場を建立し、「櫻本坊」と名づけました。以降、天武・持統天皇の勅願所となり1300年以上修験道の道場としての役割を果たしています。

櫻本坊の境内

櫻本坊の境内はこじんまりとしていた雰囲気が心地よく、四季の花々が楽しめます。早い時期に咲く夢見の桜や大きなしだれ桜、蓮華、ゆり、南天が咲き、吉野散歩の寄り道にぴったりです。日雄殿の広間からは吉野山を一望でき、雄大な吉野杉やサクラの景色に心が洗われます。

夢見の桜

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櫻本坊でもっとも知られているのが「夢見の桜」です。天武天皇が夢に出てきたサクラに会いにやってきたのが「夢見の桜」といわれています。夢見の桜は吉野に咲くほかのサクラと異なり、早い時期に咲くのが特徴です。3月中旬に咲き始め、4月上旬には散り始めます。ピークよりも早く咲くので混雑せずにゆっくりとサクラを鑑賞できると評判です。

八重桜・しだれ桜

 

4月下旬になると、遅咲きの八重桜と枝垂れ桜が見頃を迎えます。本堂の前にある八重桜はふんわりとした丸い大きなを咲かせ、境内をあざやかなピンク色に染めます。サクラが散り始めるとサクラの絨毯となり、また新たな風情を感じさせてくれます。

日雄殿

櫻本坊は修験道の修行に励む山伏の道場です。その昔、大海人皇子も修行されていた道場で、現在も本坊は宿坊として利用されています。日雄殿は客殿の大広間を指し、天武天皇のゆかりを称し名づけられました。日雄殿の窓からの眺望がすばらしく、吉野の自然を存分に感じられる場所です。

櫻本坊の芸術

櫻本坊は白鳳時代の釈迦如来像、役行者神変菩薩像など、多数の重要文化財を有しており、山伏の文化の殿堂と称されています。秘仏は毎年特別ご開帳され、大変貴重です。

釈迦如来坐像

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釈迦如来坐像は櫻本坊建立の際に造立され、天武天皇のご念持仏として祀られました。高さ約18㎝の小さな釈迦如来で、7世紀の飛鳥・白鳳期の作品です。吉野で現存する最古の彫像で、飛鳥時代の素朴であたたかい表情が印象的です。

毎年4月5日~15日まで特別ご開帳されるため、吉野のお花見シーズンと合わせて拝観できます。

聖天尊像

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聖天尊像は、1350年前に役行者が大峯山の最奥にある昇天の森で、神仏の来臨を永いまつられた日本最古の聖天といわれ、第2世住職・角仁和尚が吉野山に移されたことがはじまりです。

聖天はインドの神・ガネーシャをあらわしており、別名・大聖歓喜自在天(だいしょうかんぎじざいてん)、或いは大聖歓喜双身天王(だいしょうかんぎそうじんてんのう)とも呼ばれます。

聖天像は「人身象頭双身」の姿をしており、一般的なガネーシャ像が想像できます。通常は秘仏として厨子のなかに祀られていますが、10月1日の午前0時の法要の際に特別にご開帳されます。

櫻本坊の催し

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櫻本坊は年間を通してさまざまな催しや法要や行事が執り行われています。定期的には月1回の護摩行があり、インスタのライブ配信も行われています。吉野に行かずとも迫力のある修験道の護摩行をオンライン体験できます。

櫻本坊は道場のため、瀧行や勤行などの修行体験や写経・坐禅などの瞑想体験もあります。体験をしてみることで山伏や修験道をより深く知る機会です。

花まつり

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毎年4月8日に執り行われる花まつりは釈迦降誕祭のことで、お釈迦様のお誕生日をお祝いします。お釈迦様の誕生仏に甘茶を注ぎ、境内では大護摩供や和太鼓奉納が行われます。参加者には餅がふるまわれ賑やかなお祭りです。釈迦如来像の特別開帳や吉野山のサクラの見頃と重なるので、この日に吉野に訪れたら立ち寄ってみるとよいでしょう。

大峰山奥駈修行(おおみねおくがけしゅぎょう)

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大峰山奥駈修行は7月中旬に行われる修験道の修行工程で、熊野から吉野までの登拝ルートを4日間かけて歩きます。役行者も修行をしたとされる大峰山は熊野から吉野まで続く約42里(160km)の山脈です。道中には75カ所の霊場があり、祈りを捧げながら修行をしていきます。

櫻本坊の御朱印

櫻本坊の情報

寺院名 桜本坊(さくらもとぼう)
住所 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1269
電話番号 0746-32-5011
拝観時間 8:30~16:00
拝観時間 500円
公式サイト 櫻本坊公式サイト
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