【空也上人と六波羅蜜寺】開催!超有名な空也上人像や平清盛坐像を観るなら東京国立博物館に急げ!

お寺と神社
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六波羅蜜寺のみどころ

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六波羅蜜寺のみどころは、空也上人立像と平清盛坐像です。中学や高校の鎌倉文化史で、必ず教科書や資料集に出てきます。空也上人は、口から念仏とともに、6人の阿弥陀仏を出している有名な仏像です。写真で見ると、写実的でリアルな表情で少し不気味な雰囲気ですが、実際は人柄がにじみ出るような優しい表情をしています。わたしの京都ナンバーワン仏像です。

平清盛坐像は、書物を手にしている有名な仏像です。資料集でお馴染みの仏像を実際に見学できるので心躍ります。私の場合は、NHK大河ドラマ「平清盛」をきっかけに、平清盛および平氏一門にとても興味が湧きました。六波羅蜜寺のあるエリアが当時平氏一門の邸宅だった六波羅であったことも、ここに来る楽しみの理由のひとつです。

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺とは、はじめて武士が台頭した平安時代末期、平氏一門の邸宅があった六波羅でした。源平の興亡、北条・足利と続く時代に、戦火の中心で幾度も戦火に見舞われましたが、そのたびに修復されてきました。豊臣秀吉や徳川代々将軍にも保護された由緒あるお寺です。

六波羅蜜寺のはじまり

六波羅蜜寺は、951年(天暦5年)に空也上人によって創建されました。963年(応和3年)には、全国から600名の名僧を呼び出し、盛大に落慶供養が行われたと云われています。

六波羅密とは?

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六波羅蜜寺の六波羅密とは、観音様とご縁を結ぶための6つの実践のことを云います。より幸せで充実した人生を送るための行動指針です。6つの実践は、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧を指します。

布施:見返りを求めない応分の施しをさせていただくこと。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことで、布施行は物質だけではない。

持戒:道徳・法律は人が作り、現在はますます複雑になっている。
私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めることが肝要である。

忍辱:いかなる辱めを受けても、耐え忍ぶことが出来れば、苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかる。全ての人が心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなる。

精進:不断の努力のことをいう。我々、人の生命には限りがある。ひとときもムダにすることなく、日々誠心誠意を尽くすことである。

禅定:冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいう。

智慧:我々は本来仏様の智慧を頂戴しえ、この世に生を受けてる。しかし、むさぼりや怒り、愚痴によってその智慧を曇らせてしまいがちである。

https://www.rokuhara.or.jp/rokuharamitsu/ 六波羅蜜寺公式ホームページより

空也上人

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六波羅蜜寺の開祖である空也上人は、「市の聖(ひじり)」として、庶民に親しまれた平安時代の僧侶です。空也上人は、第60代醍醐天皇の皇子として生まれるも、苦修練行を重ね、尾張国分寺にて出家しました。森羅万象に生命を感じ、諸国を廻りながら、橋・道路などの建築による社会事業を行ったと云われています。空也上人の特徴が鹿角の杖と皮衣の装束です。

変わった装束には、こんなエピソードがあります。上人が鞍馬山に閑居後、心の友として愛した鹿を、ある猟師が射殺をしてしまいます。大変悲しんだ上人は、その鹿の皮と角を請い受け、生涯我が身から話さずに装束として身に着けることを誓ったそうです。この猟師もまた自らの殺生を悔いて、上人の弟子となり、瓢をたたき、法曲を唱し、衆生の能化につとめたと云われています。

空也上人の代表的な詩があります。

ひとたびも南無阿弥陀仏といふ人のはちすの上にのぼらぬはなし 空也(拾遺抄)

六波羅蜜寺の境内

六波羅蜜寺の境内は決して広くありませんが、さまざまなみどころがあります。六波羅蜜寺の本堂は無料で参拝可能です。空也上人をはじめとする重要文化財の仏像たちは、本堂の奥にある宝物殿に安置されています。境内外には、平清盛の首塚や日本最古の七福神めぐりの「弁財天」の御堂や大量の地蔵菩薩が並んでいます。

平清盛の首塚

御堂の横にある石の塔が、平清盛の首塚です。小さな首塚なので注意しないと、見逃してしまいます。800年続く武士の世を台頭した英雄の首塚とは思えない質素な印象です。

六波羅弁財天

六波羅蜜寺の境内には、日本最古の七福神と云われる「都七福神めぐり」の弁財天の御堂があります。弁財天は七福神のなかで唯一の女神で、水を神格化した神です。学問と技芸、智慧の神様として知られており、受験生も参拝に来ています。

六波羅蜜寺の芸術

六波羅蜜寺の芸術は、多くの重要文化財の仏像です。空也上人立像をはじめ、教科書や資料集に登場する仏像が多く、学生時代に日本史が好きだった人が楽しめる芸術作品が揃っています。

空也上人立像

空也上人立像は、口から念仏とともに、6人の阿弥陀仏を出している有名な仏像です。角度を変えて眺めると、さまざまな表情を楽しめます。一番おすすめの角度は、賽銭箱が置かれている台の左側のスペースです。

空也上人の眼に光が差し込む角度で、命が宿ったかのように感じます。これは平安時代後期から取り入れられた「玉眼」という手法が使われています。木造の仏像の眼球部分をくり抜き水晶を施すことで、より写実的な効果が生まれます。鎌倉文化の彫刻とあって、表情だけでなく衣装や身体もリアリティがあります。

六波羅蜜寺の御朱印

六波羅蜜寺の情報

寺院名 六波羅蜜寺
住所

〒605-0813 京都府京都市東山区五条通大和大路上ル東

電話番号 075-561-6980
拝観時間 8:00~17:00(閉門 16:30)
拝観料 【宝物館】大人:600円 中・高・大学生:500円 小学生:400円
公式サイト 六波羅蜜寺公式サイト
備考

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