【高台寺】桃山時代の美しい蒔絵や美しい枯山水がみどころ!

お寺と神社
スポンサーリンク

高台寺のみどころ

祗園エリアの紅葉スポットといえば、高台寺。境内は回遊式の池泉式庭園になっていて、竹林や茶室などがあります。京都の風情を感じられる日本庭園でゆっくりとした時間を過ごせます。春・夏・秋はライトアップの夜間拝観ができるお寺としても有名です。
 
春は方丈前の枯山水(波心亭)のサクラがみどころです。波心亭はライトアップの時期にはプロジェクションマッピングが開催され、幻想的な光のショーが観られます。毎年夏は百鬼夜行展が開催され、境内に妖怪の絵が描かれた提灯が下げられます。可愛らしい絵の提灯が並び、遊び心のある風景に変わり、個人的に一番好きな時期です。紅葉の時期のライトアップは、池に映るもみじがおすすめです。

高台寺

高台寺は秀吉の正室・ねね(北政所)が建てた寺院です。高台寺境内の霊屋にはねねが埋葬されており、ねねのお寺として知られています。高台寺は境内の池泉式回遊庭園や方丈の前庭にある枯山水が魅力です。

春と秋には夜の特別拝観が行われ、ライトアップやプロジェクションマッピングなどによって、昼とはまた違う幻想的な高台寺が楽しめます。霊屋には重要文化財に指定されている高台寺蒔絵があり、桃山時代の豪華な絵が施された厨子が有名です。

秀吉の妻・ねねとは?

ねねとは、豊臣秀吉の正室で、一般的には「北政所(きたのまんどころ)」という通称で知られています。ねねは尾張国の出身で14歳に木下藤吉郎に嫁ぎました。身分の違いからの結婚反対を押し切り、当時珍しい恋愛結婚をしたと云われています。

豊臣政権においては大きな発言力と政治力で、生涯秀吉を支え続けました。二人の間に子が授かることはありませんでしたが、養子や家臣の養育に力を注ぎました。戦国武将として有名な福島正則や加藤清正は、ねねを母のように慕っていたと云われています。

高台寺のはじまり

高台寺は1606年に秀吉の正室・ねねが秀吉の没後、菩提を弔うために開創したのがはじまりです。当時政治的な配慮から、徳川家康が多大な財政的支援を行ったため、壮麗をきわめました。ねねは当初高台寺の前ある圓徳院に居住しており、毎日高台寺に通い秀吉の菩提を弔っていました。

高台寺の境内

高台寺は仏殿・方丈・開山・霊屋・2つの茶室・庭園を有するみどころの多いお寺です。池泉式回遊庭園をゆっくり散策しながら、四季折々の草花や建物の景観美が楽しめます。開山堂や霊屋には桃山時代の豪華絢爛な芸術作品もあり、桃山時代の優美な文化を体感できます。

池泉式回遊庭園

高台寺は開山堂を中心とした池泉式回遊庭園を有しており、四季折々の草花が楽しめます。庭園は江戸初期の芸術家として有名な小堀遠州の作品です。東山の借景とともに見事な景色が臨め、春と秋には庭園のライトアップが行われ、多くの観光客で賑わいます。

波心庭

方丈の前庭には、波心亭と呼ばれる白砂利が美しい枯山水があります。南正面には勅使門と呼ばれる荘厳な唐門と方丈との間に配しています。サクラの名所として有名で、波心庭にある1本の枝垂れ桜と波心亭の美しいコラボ―レーションが人気です。春と秋に行われる夜間拝観では、プロジェクションマッピングによるライトアップが実施され、幻想的な風景が臨めます。

傘亭と時雨亭

傘亭と時雨亭は創建当時に伏見城から移築された庵の茶室です。利休の意匠と云われる建物で、山里の庵のようなわびさびが感じられます。

傘亭は天井の骨組みが傘を広げたような放射線状に広がっています。茶室内の天井が高く広々としていて、これまでの利休の茶室のイメージを覆されました。時雨亭は2階建ての珍しい構造で、ともに利休のこだわりが凝縮された茶室です。茶室の周りには竹林が広がり風情があります。

霊屋(おたまや)

霊屋は、ねねが埋葬されている霊廟です。国の重要文化財に指定されており、高台寺境内でも最も大切な場所です。須弥壇と厨子の漆塗りの蒔絵は「高台寺蒔絵」と呼ばれ、高台寺を代表する重要文化財です。桃山時代を代表する芸術作品で歴史の教科書にも登場します。

高台寺の文化財

高台寺は「高台寺蒔絵」が代表的な文化財ですが、彫刻・絵画・文書など桃山時代の多くの宝物を所蔵しています。開山堂の天井は秀吉の御座船の天井とねねの御所車の遺材が使われており、400年前のままの状態を鑑賞できます。これまで修復したこともなく、くっきりと図柄が残っているのは極めて珍しいそうです。

高台寺蒔絵

高台寺蒔絵は、漆に金粉をまいて絵を描く技法の漆工芸品で、桃山時代の代表的な文化財です。霊屋内には「高台寺蒔絵」と呼ばれる大きな作品が遺されており、とても華麗に室内を彩っています。特別拝観の際には、より近くで高台寺蒔絵を拝観することができます。

高台寺掌美術館

高台寺には、秀吉やねねが愛した調度品や寺宝など、高台寺ゆかりの宝物が展示されている美術館が併設しています。季節ごとの企画展が実施されており、テーマの沿った桃山時代の華麗な文化財を拝観することができます。

高台寺のイベント・体験

高台寺は、春と秋の特別拝観をはじめ、季節によってさまざまなイベントを行っています。夏には境内を七夕の短冊が彩る七夕会やおばけ提灯が吊るされ、高台寺所蔵の新・旧百鬼夜行絵巻が鑑賞できる「百鬼夜行展」などがあります。

春と秋の特別拝観

高台寺のイベントといえば、春と秋の特別拝観です。春は波水亭の枝垂れ桜、秋は池泉式回遊庭園の紅葉が圧巻です。臥龍池に水面に映る紅葉の鏡面には溜息がこぼれます。高台寺の幻想的な景色や趣向を凝らしたライトアップは、京都のライトアップイベントのなかでもおすすめです。

坐禅と茶道

高台寺では体験アクティビティをして坐禅と茶道を実施しています。高台寺の厳かな雰囲気のなかで、日本の禅文化に触れることができます。日頃の喧騒から身を離し、精神統一をして自分の内側と向き合う坐禅や茶道は、豊かな時間と経験を提供してくれるはずです。

高台寺の御朱印

高台寺の情報

寺院名 高台寺(こうだいじ)
住所 〒605-0825 京都市東山区下河原町526
電話番号 075-561-9966
拝観時間 9:00~17:30(17:00受付終了)
拝観料金 大人:600円 中高生:250円 共通割引拝観券:500円(高台寺・圓徳院)
公式サイト 高台寺公式サイト
備考

夜間特別拝観期間中 17:00点灯~22:00(21:30受付終了)

コメント

タイトルとURLをコピーしました