【西国三十三所 第15番 今熊野観音寺】実はあまり知られていない?!秋の紅葉が圧巻の美しさ!

お寺
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今熊野観音寺のみどころ

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今熊野観音寺のみどころは紅葉時期の境内です。京都市中心部でありながら紅葉の穴場で、あまり広く知られていません。古くから続く自然が残り、古刹らしい風情溢れる景色が堪能できます。境内は今熊野山の傾斜に沿って広がっており、本堂前から見上げると医聖堂と呼ばれる多宝塔がよく見えます。夏は周囲の緑と赤い塔のコントラストが美しく、秋には紅葉とマッチしてまた違う雰囲気になります。

今熊野観音寺は「ぼけ封じ」のお寺としても有名で、頭にかかわることにご利益があるそうです。頭痛平穏や頭脳に関わるお願いごとをしてみるとよいでしょう。静かなお寺の雰囲気が好きな方におすすめのお寺でsy。

今熊野観音寺

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今熊野観音寺は泉涌寺の塔頭で、頭痛平穏やぼけ封じなど頭にかかわる病の平癒にご利益があるとされています。泉涌寺からほど近い、木々が生い茂る自然豊かな山の麓にあります。さまざまな霊験記に登場し、頭の観音様として深い信仰を集めていました。

平安時代に活躍した後白河上皇は持病の頭痛に悩まされていましたが、今熊野観音寺のご本尊が夢にお告げに現れたので、参拝したところ、頭痛が平癒されたといわれています。古くからの観音信仰、熊野権現とその本持仏を信仰する山岳信仰に影響し、修験道の地でもあります。

今熊野観音寺のはじまり

今熊野観音寺は807年(大同2年)に弘法大師によって開創されました。弘法大師が熊野権現から賜った一寸八分の観音像を胎内におさめた十一面観音像をみずから彫刻し、新熊野観音寺の本尊としました。812年(弘仁3年)に嵯峨天皇の勅旨により、御堂の造営がはじまり、その後は左大臣・藤原緒嗣に引き継がれ、広大な寺域に伽藍が造営されることとなりました。伽藍造営は緒嗣の子・藤原春津に託され、855年(斉衡2年)に完成しました。

今熊野の地は古くより皇族などの高貴な身分の人たちの葬地で、今熊野観音寺が管理を担っていたため、皇族と所縁のある寺院とされてきました。境内にある「五智水」は弘法大師が探し当てた霊水とされ、1200年以上水が湧き出ています。

 

西国三十三カ所霊場 第15番札所

頭の観音さまとして知られる今熊野観音寺は、西国三十三カ所霊場の第15番札所です。西国三十三所巡礼は室町時代まで札所が変化していましたが、今熊野観音寺はもっとも古いとされる巡礼の札所にも列せられ、もっとも古い西国三十三カ所霊場のひとつです。ご本尊は弘法大師が自ら彫刻したとされる十一面観音菩薩像で、現在は秘仏とされています。

西国三十三所観音霊場 第十五番札所 新那智山 観音寺
ご本尊:十一面観世音菩薩 
ご詠歌:むかしより たつともしらぬ いまぐまの ほとけのちかひ あらたなりけり

今熊野観音寺の境内

境内は東山三十六峰のひとつ・今熊野山の麓にあり、山に向かって伽藍が広がっています。赤い橋はわたり、境内に進むと木々に囲まれた伽藍が登場します。

今熊野観音寺は秋の紅葉が有名ですが、春の梅やサクラ、夏の青もみじなども美しく、日本の四季を感じられる幽玄な境内です。

本堂

本堂のある場所は、かつて弘法大師が熊野本源と出逢った申請な場所とされ、御堂は1712年(正徳2年)に建立されました。本堂には本尊・十一面観世音菩薩像が暗視されていますが、触接拝むことができない秘仏となっています。西国三十三カ所の納経所にもなっており、巡礼者の後が絶えません。

医聖堂

医聖堂は本堂の東側の山上にある朱い多宝塔です。医療と宗教が共に手を取り、人類が健康に暮らせるように祈願され建立されました。医聖堂はこれまで医界に貢献された方々を祀っており、医療関係者の参拝や医学を目指す人々が参拝に訪れています。

大師堂

大師堂は弘法大師を祀る御堂で、今熊野観音寺を造営した藤原緒嗣の像や不動明王、愛染明王も共に祀られています。毎月21日は弘法大師の御影供を行っています。

ぼけ封じ観音

ぼけ封じ観音は境内にある観音様で、私たちを取り巻くさまざまなぼけを取り除いてくれる本尊・十一面観世音菩薩の化身として見守っています。今熊野観音寺は近畿地方の巡礼で「ぼけ封じ近畿十楽観音霊場」の第1番札所にも指定されいます。ぼけ封じに特化した巡礼で、納経帖は本堂の納経所で購入できます。

今熊野観音寺の催し

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今熊野観音寺では年間を通してさまざまな法要が行われています。成人の日に行われる京都泉涌寺泉山七福神巡りでは、恵比寿神に指定されています。6月15日には弘法大師のお誕生法会や9月21日~23日に行われる四国八十八ケ所お砂踏法要など、今熊野神社ならではの催しが盛りだくさんです。

四国八十八ヶ所お砂踏法要

四国八十八ケ所お砂踏み法要は、足腰が不自由な方やなかな巡礼ができない人のために四国巡礼と同等の功徳が受けられるように制定された法要です。法要を執り行ったあと、四国八十八ヶ所霊場のご本尊と砂を道場に集め、札所ごとに心を込めて参拝すると参拝之証が授与されます。戦後、復興により四国の巡礼が叶わない人たちのために1953年(平成28年)からはじまり現在に至るまで、日本全国の老若男女が集まってっています。

今熊野観音寺の情報

寺院名 今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)
住所 〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内
電話番号 075-561-5511
拝観時間 8:00~17:00
拝観料 無料
公式サイト 今熊野観音寺公式サイト
備考  

コメント

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