寺で生まれ育った娘のおすすめ!お寺のたのしみ方【5選】

お寺と神社
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寺院めぐりにハマったキッカケ

わたしが寺院めぐりの楽しさにハマったのは約10年ほど前でした。中学の修学旅行以来に奈良の東大寺を訪れたのがきっかけです。長い間付き合っていた彼氏と別れ、ポッカリ空いた穴を埋めるのと、これまで持つことがなかった自分だけの休日を楽しむために、中学2年生の頃に衝撃を受けた東大寺に再訪することに決めました。

わたしにとって、東大寺で受けた最大の衝撃は大仏殿の大きさでした。歴史の授業で勉強した奈良の大仏が、すっぽりと入ってしまう仏殿の大きさに度肝を抜かれ、立ちすくんだことを覚えています。奈良時代の人たちの姿を思い描きながら、大仏殿を眺めていたら、クラスの列がずっと先まで進んでいて、駆け足で追いかけた記憶は今でも鮮明です。

あの衝撃から約14年経っても衝撃は薄れることなく、さらに仏像の造形に対する興味をもちました。それから毎年2回以上は奈良や京都にひとり旅をするようになり、仏像鑑賞を中心とした寺院めぐりを楽しんでいます。約10年各地の寺院に通っていると、お寺はさまざまな楽しみ方ができることに気づきました。今回はお寺初心者向けに「お寺のたのしみ方5選」をご紹介します。

お寺の楽しみ方①:仏像

仏像はわたしがもっとも好きなお寺の楽しみです。仏像の制作時期や種類によってさまざまな仏像があるので、寺院めぐりをしながら好みの仏像を探しています。わたしが仏像にハマったきっかけは奈良市内にある寺院に安置されている仏像です。

奈良には多くの国宝レベルの仏像や教科書で見かけたことがある仏像がたくさんあります。東大寺は大仏殿の廬舎那仏坐像をはじめ、戒壇堂の四天王像が有名です。東大寺の前にある興福寺には。仏像界のアイドル・阿修羅像が安置されています。日本史の文化史において必ず習う仏像が多く、日本史や美術が好きな人におすすめです。

彫や造形美としてはフィギュアが好きな人も楽しめる世界だと思います。わたし自身も学生時代の趣味がスターウォーズのフィギュアを集めるのが趣味で、立体像に興味をもちやすい傾向がありました。東大寺南大門の仁王像に代表される鎌倉時代の仏像彫刻は写実的で今にも動きだしそうなリアルさが特徴です。しなやかな筋肉美が美しく、好みの人を探すような感覚で楽しめます。京都や奈良には日本の仏像彫刻の最高峰が集まっているので、好みの仏像とマッチングしやすいと思います。

お寺の楽しみ方②:境内

境内散策は寺院観光の多くの目的といえるでしょう。春のサクラ、夏のあじさい、秋の紅葉、冬の椿など、寺院は季節の草木を楽しむのにぴったりです。日本の伝統的な建築と草木のコラボレーションは寺院ならではの風景で、山や公園、河原などでは目にすることができません。

京都には貴族や名将が親しんだ寺院が多く、季節を楽しむために庭が整備されているため、圧巻の風景が楽しめます。京都の紅葉で代表される東福寺や永観堂、三室戸寺のあじさい、積雪の金閣寺は類を見ない美しさです。また一方で古刹の山寺の景色も外せません。

京都市内の北西部にある高雄は、夏や秋がおすすめです。ハイキングをしながら神護寺や高山寺などの古刹を訪れてみると心が洗われるようです。自然が生み出した借景と伝統的な風情のある建築は懐かしさとあたたかさを感じさせてくれます。

境内の楽しさは季節に限ったものではありません。枯山水や回遊式庭園は日本庭園の象徴で、日本寺院のみどころのひとつです。京都や鎌倉などの格式の高い伝統的な寺院の境内に多く、一般的な寺院には少ないかもしれません。

枯山水は石組みで構成される庭園で、石を使って水の表現しているのが特徴です。鎌倉から室町時代にかけて広がった庭園形式で、極楽浄土を表現している場合が多いです。大小の石を組み合わせて表現した庭は額縁のなかの立体画のようになっており、白砂に線を描いて水紋を表現している砂紋や苔を使用して浄土の世界を表現しています。枯山水は石組みの庭だけでなく、周囲の山々の借景を計算して作庭されている場合も多く、周囲の景色を含めて眺めるのがポイントです。

回遊式庭園は文字通り庭を散策しながら楽しめます。池のまわりを回遊する庭園が多く、季節の草木の薫りを身近に感じあがら、さまざまな角度から庭園が楽しめます。季節を感じながら、ゆっくりとした時間を過ごした休日におすすめです。

お寺の楽しみ方③:体験

寺院によっては、さまざまな修行体験ができます。坐禅や写経が一般的で、修験道が盛んな山岳部では滝行などもあります。坐禅や写経は仕事や日常生活が忙しかったり、不安なことがあったり、心がざわついた時におすすめです。ほかのことを考えずに、ただ目の前のことにだけ集中する瞑想修行で、体験中は色々なことが頭をよぎってしまったり、難しいことも多いのですが、終わってみるとなぜか気持ちがスッキリします。

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また体験後の法話が興味深く、日頃の悩みや不安が少し晴れやかになる貴重なお話が聴けるのも嬉しいです。坐禅や写経をしてみると、ひとつのことに集中する大切さと気持ちよさに気づきます。最近「今を生きる!」という言葉をよく耳にしますが、知識や表現ではなく体験として実感できるのが坐禅や写経です。いかに日頃今に生きていないか?を痛感し、少しだけ日常生活の過ごし方や考え方が変わってきます。

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体験は1時間ほどで事前予約が必要な場合が多いです。多くの寺院をたくさん観光するのも楽しいですが、体験を交えながら、ひとつの寺院をじっくりと味ってみるとお寺がより好きになるかもしれません。

お寺の楽しみ方④:ご朱印

御朱印は寺院を参拝した証としていただけるもので、押印とご本尊の名前、寺社名、参拝日時などが墨書きされます。御朱印は寺社へ写経を納めた受領印として渡されたのがはじまりといわれていますが、現在は参拝証とされていることが多いです。数年前からブームになっており、ご朱印帳(御朱印を集めるための)帳面もさまざまなデザインが販売されています。

出典:写真AC

各寺院オリジナルの個性的なものも多く、寺院参拝の記念品として購入する人も多いです。御朱印をいただく際の代金はだいたい300円~500円が多く、大規模な寺院では数種類の御朱印を用意しているところもあります。御朱印は参拝の証として拝受されるものなので、御朱印目的ではなく、しっかりご本尊をお参りしてマナーを守りましょう。

お寺の楽しみ方⑤:巡礼

出典:写真AC

さまざまな寺院を巡っていると、目にするのが巡礼です。もっとお有名な巡礼は四国八十八ケ所巡礼で、お遍路さんと呼ばれ親しまれてきました。四国が一番有名ではありますが、各地方にもさまざまな巡礼があります。もっとも多いのが観音巡礼で、観世音菩薩をご本尊としている観音霊場を三十三ケ所巡るのが一般的です。観世音菩薩は極楽浄土へ導いてくれる菩薩として昔から人気があり、さまざまな巡礼地が設けられてきました。

出典:写真AC

巡礼によっては、正式な装束や御朱印専用の掛け軸や帳面があり、参拝する証として御朱印を集めます。はじめは、巡礼を完了した後になにかご利益があるかもしれない!と意気込んではじめてみましたが、巡礼の最中にさまざまな気づきがありました。巡礼の行為自体が修行であり、そこで得ていく経験が大事なのではないかと今では思っています。

きっと巡礼地を徒歩でじっくり周っていくと、大きな学びがあるのでしょう。難しいことはさておき、巡礼をはじめるとお寺に行くきっかけができるので、ひきこもりが解消され、健康増進につながったり、精神的にも前向きになれます。

お寺めぐりを楽しみましょう

わたしが考えるお寺のたのしみ方をご紹介させて頂きました。、晴れた日はお寺巡りに最適です。緊急事態宣言の発令によって不要不急の外出自粛要請が続いていますが、運動不足解消やリフレッシュができるので、お寺さんぽはおすすめです。運動不足解消やリフレッシュを兼ねて、お寺に散歩に出かけてみてはかがでしょうか?

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