長崎・諏訪神社のみどころ
長崎・諏訪神社のみどころは、参道の階段を上りきった後の解放感と眺めです。高台に位置する諏訪神社から長崎の街を眺めると、長崎の地形がよく分かります。
本当は境内には隠れ狛犬がたくさん居て、それがみどころらしいのですが、階段を上ったあとの疲労感で、狛犬のことには触れず、まっすぐ引き返してしまいました。せっかく長崎まで行ったのに…でもしょっちゅう訪れていたので、狛犬はまた次回会いにいくことにします。
鎮西大社 諏訪神社
長崎・諏訪神社は、長崎・秋の大祭「長崎くんち」で有名な長崎市内でもっとも大きな神社です。長崎くんちは、龍踊りと呼ばれる大きな獅子の舞や国際色あふれるお祭りで、長崎市民はもちろん、全国からも観光客が訪れます。
長崎・諏訪神社は、長崎の総氏神で諏訪神社、森崎神社、住吉神社の3つの神社が集合しています。それぞれ、厄除け、縁結び、海上守護の神様として祀られています。長崎の地元の人からは「おすわさん」と呼ばれて親しまれています。
長崎・諏訪神社のはじまり
諏訪神社は、1625年(寛永2年)に長崎奉行の援助によって創建されました。長崎が、戦国時代からキリスト教徒の支配地となっており、市内の社寺を破壊されることが多くありました。キリスト教の排斥を伴い、公式な神社として改めて創建されたのが諏訪神社です。
長崎・諏訪神社の境内
長崎・諏訪神社は高台に位置しており、とても眺めのよい神社です。境内は広く、多くの建物が配置されています。坂の街・長崎を象徴する参道の長い階段が特徴です。諏訪神社の境内は、さまざまな狛犬がいることでも知られています。
諏訪神社境内まで続く長い階段
諏訪神社は、鳥居から拝殿・本殿に行きつくまでに長い階段があります。階段の段数は193段で、実際に上ってみると階段が果てしなく続くかのような感覚に陥ります。体力を使う階段であることは間違いありません。
本殿までは5つの鳥居があり、鳥居をひとつひとつ目指していくと、拝殿に行き着きます。秋の大祭・長崎くんちでは、階段の踊り場で奉納踊りが披露されます。
狛犬
長崎・諏訪神社のみどころのひとつは、境内にある狛犬です。境内の6カ所に点在している狛犬は、それぞれ止め事成就、願掛け、カッパ、トゲ抜き、立ち・逆立ち、高麗犬です。狛犬を探しは、諏訪神社の散策をより一層諏訪神社楽しませてくれます。
長崎・諏訪神社の祭りやイベント
長崎・諏訪神社と言えば、長崎の2大イベントのひとつ「長崎くんち」です。毎年10月の3日間で行われ、全国から多くの観光客が集まります。日本の暦の合わせたさまざまな年中行事が行われており、初詣や節分などもたくさんの参拝客が訪れます。
国指定重要無形文化財「長崎くんち」
長崎くんちは、長崎・諏訪神社の氏神様の秋季大祭です。1634年(寛永11年)に2人の遊女が「小舞」を奉納したことがはじまりと言われています。
長崎奉行の援助もあり、豪華絢爛に執り行われていた「長崎くんち」は、中国やオランダの文化も取り入れ、国際色あふれる祭りでした。現在も、長崎屈指のお祭りとして人気が高く、長崎らしい異国情緒あふれる舞を一目見ようと多くの人が集まります。
毎年発売される「諏訪神社」に各踊り場の拝観券は倍率が高く、なかなか入手できない幻のチケットとして有名です。
長崎・諏訪神社の御朱印
長崎・諏訪神社の情報
神社名 | 諏訪神社(すわじんじゃ) |
住所 | 〒850-0006 長崎県長崎市上西山町18-15 |
電話番号 | 095-824-0445 |
拝観時間 | なし |
拝観料 | なし |
公式サイト | 鎮西大社諏訪神社公式サイト |
備考 |
コメント