JR西日本どこでもきっぷとは?
JR西日本どこでもきっぷはJR西日本全線が3日間乗り放題になるお得なきっぷで、新幹線も含まれます。新幹線の場合、自由席は乗り放題で指定席は6回まで利用できます。価格は3日間22,000円で、使用開始7日前までに購入することが必須です。
JR西日本エリアを網羅し、さらに新幹線が乗り放題のお得感。2021年10月8日の発売以来、すでに7万枚以上を売り上げています。このお得なきっぷの利用期間は2021年12月26日までで、販売終了は12月18日です。2021年残り僅かな休日を利用して、お得にたのしい西日本横断の旅をしてみてはいかがでしょうか?
JR西日本どこでもきっぷはどれだけお得?
JR西日本どこでもきっぷは3日間22,000円です。通常の新幹線きっぷの購入と比較すると、新大阪~広島(片道10,630円)を往復すると元が取れる計算になります。広島の観光名所・宮島に行くと、広島駅~宮島口まで往復840円・宮島フェリーが往復360円かかるので、大阪から広島に1日旅行するだけでもお得です。
1日ごとに新幹線移動しながら観光エリアを変えて旅をすると、よりお得に楽しむことができます。わたし自身、10月にJR西日本どこでもきっぷを利用して【新大阪~福山・広島・小倉】の3都市を訪れました。通常の新幹線を利用すると、合計36,900円かかるので【14,900円お得】に利用できました。この割引率を考えると、販売終了までに有休を使ってでも3日間旅に出てみたくなりませんか?
JR西日本どこでもきっぷが使える範囲
JR西日本どこでもきっぷが使える範囲は、JR西日本エリア全線+智頭急行線・JR西日本宮島フェリーです。具体的なJR西日本のエリアは東=新大阪(大阪)、西=小倉(福岡)、南=新宮(和歌山)、北=上越妙高(新潟)の範囲です。日本全国の約1/3を網羅するほどの範囲をカバーしているため、きわめてお得なきっぷであることがわかります。
JR西日本どこでもきっぷを実際に利用してみた
わたしは実際にJR西日本どこでもきっぷを利用して【14,900円】お得に旅をした実例を紹介します。旅のスケジュールはこんなかんじです。今回の旅の目的は広島に予定があったため、2日目の広島を起点とし、ぼんやりとスケジュールを立てました。
今回お得感を稼げたのは、広島から小倉に移動したことです。極東から極西に移動したことによって、がっつり割引率が高くなりました。移動距離が長くなることによって、移動にとられる時間も増えましたが、旅の疲れを帰りの新幹線に乗せて、ゆっくり寝て帰ることができたので、うまく時間を有効活用できたように思います。
往路についてはだいたい1時間程度の移動時間で動けたことも、新幹線疲れすることがなく、元気に旅をつづけられた要因でした。さらにお得で効率的な「JR西日本どこでもきっぷ」の使い方としては、途中下車駅を新幹線の停車駅に定めて、少しずつ距離を稼ぐのがよいでしょう。
注意点としては、のぞみやさくらなどは本数が多いですが、こだまやみずほは本数が少ないので、乗車する新幹線によって時間配分を考える必要があります。
日数 | 行き先 | 所要時間 | 通常運賃 |
1日目 | 新大阪ー福山 | 1時間10分 | 8,210円(指定席利用) |
1日目 | 福山ー尾道 | 20分 | 420円 |
1日目 | 尾道ー福山 | 20分 | 420円 |
2日目 | 福山ー広島 | 25分 | 5,250円(指定席利用) |
3日目 | 広島ー小倉 | 50分 | 7,880円(指定席利用) |
3日目 | 小倉ー新大阪 | 2時間12分 | 14,720円(指定席利用) |
合計 | 36,900円(※14,900円お得!) |
JR西日本どこでもきっぷの使い方
JR西日本どこでもきっぷは発券したきっぷを利用して、JR西日本エリア全線+智頭急行線・JR西日本宮島フェリーが3日間乗り放題で利用できます。新幹線の指定券は券売機を利用して予約が可能で、自由席の場合は新たにきっぷを発券することなくそのまま使えます。きっぷの発券後、連続した3日間が条件になりますので注意してください。
JR西日本どこでもきっぷの購入方法
JR西日本どこでもきっぷは、JR西日本のインターネット列車予約「 e5489 」もしくはJR西日本・JE九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社で販売されています。 インターネット列車予約した場合は、JR西日本のみどりの券売機もしくはみどりの窓口できっぷの発券が必要になります。
みどりの券売機では「5489サービス」という水色のアイコンが表示されている券売機で発券できます。トップ画面に「予約したきっぷの受け取り」というボタンがあるので、そこから進んでください。きっぷの発券には予約した際に利用したクレジットカード、4からはじまる予約番号、携帯番号の下4桁の情報が必要になります。券売機からの発券はややこしいので、わかりにくい場合はみどりの窓口に並んだほうがわかりやすいです。
JR西日本どこでもきっぷは利用開始7日前までに購入必須
JR西日本どこでもきっぷは利用開始7日前までにインターネットまたはJR西日本管内の主な旅行会社できっぷを購入しなければなりません。1週間前までに前もって予約しなければならないので、旅行予定が決まったらすぐに予約することをおすすめします。
インターネットで予約した場合には、そのまま新幹線の指定予約ができます。その場合きっぷの発券は指定した新幹線の時間までにきっぷを発券しなければなりません。指定の時間に乗り遅れた場合、JR西日本どこでもきっぷが無効になってしまうので、時間に遅れないよう十分注意してください。
JR西日本どこでもきっぷは12月18日で販売終了
JR西日本どこでもきっぷは期間限定の割引きっぷで、12月18日で販売が終了になります。利用期間は12月24日~12月26日までが最終です。年末年始は割引が適用されませんのでご注意ください。
JR西日本どこでもきっぷでお得に西日本を旅しよう
12月の西日本は冬の魚介類がおいしい時期です。新幹線で瀬戸内海沿岸を途中下車しながら、瀬戸内海の特産物と地酒の旅がおすすめです。また北陸・山陰はカニの時期を迎えるので、特急電車を上手に利用して、日本海の幸と温泉を巡るのもよいでしょう。JR西日本どこでもきっぷはかなりお得に新幹線や特急列車が乗れるので、ぜひこの機会に利用してみてください。
コメント